時を戻し古の刻   (※古:いにしえ)
散れど咲きて
今、君思フ

交わした言の葉だけ抱きしめて
過ぎ去りし記憶は忘れゆくと
無残に散る春の桜たちを
眺める君の笑顔捨て去って

気持ち裏切り
もう愛せない
摘み取った花
紅く染めたい

透き通る雲
緑の上で
君に例えた
紅い恋文

月を拝む古の刻
めぐる夢の花札模様
此処で見れる新しき空
願うことも君に届かぬ

見つけた輝きは君の刃
曝けだせない煌めき信じる
春の日差しに負けるのは今の
遥か彼方にきこえる優しさ

絆という字
たやすく書いて
苦しめるのは
己の心

何も知らずに
ただ生きてゆく
今の君には
もうわからない

受けて悩む言の葉たちは
すぐに過去になってゆくから
花は枯れて夢は朽ちてく
君のすべて偽りなれば

愛をささげ眠りについた
ずるいなどと自ら思い
笑い合ったそれが真実
菊の花をそっと供えませふ

今は過ぎし古の刻
契り交わし
今、君思フ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

今、君思フ

サビ→A→B→B'→サビ→A→B→B'→サビ→サビ→サビ

和風失恋曲。
この詞からの作曲は大歓迎です。(一言お願いします)

閲覧数:32

投稿日:2012/08/01 21:56:55

文字数:420文字

カテゴリ:歌詞

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