揺れている
青く染まる寒空
気配を隠しながら
虚ろな目で君を見ている夜が
不確かな心に突き刺さる
何時もの日常に
光降る世界に
囚われた運命さ

逆様の糸が知らぬ内に結び付けられていく
崩れた身体が動く様に

振り返られば
全て陽炎
眩暈を唯
覚める憂鬱
互い違いに映る影
余白の儘の記憶も総て
消える前に蘇っていく
面影の迷いは
捨てた

然様なら
現在
僕は未だ息をして走るのさ
笑顔のまま
君の居る今を
照らすのさ

曖昧な色が失われていく
透明だ
全てが
事態が蠢く胸の高鳴り
苛立ちと逸る気持ちに
慣れてしまった
感情よ
もう
容易く応答しないで

時間も風も光も闇も
見えない物
それだけ
君が見ている今は総て
夢の夢

然様なら
未来
僕の居る意味を知らない訳
目蓋を開く
その勇気が
欲しいのさ

然様なら以外
言う言葉が見当たらないよう
心臓の音
君が居る今の意味を知った

然様なら
現在
僕は未だ息をして走るのさ
笑顔のまま
消え去れる様に
願うのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

白い鼓動

閲覧数:147

投稿日:2015/06/28 20:35:37

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

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