くらい くらい 海の底
浮かび上がることもできないよ
金縛り中の夢から覚めた
うまい うまい もう一杯
苦い味のするソーダを飲む
薄味の人生に塩を少々

あぁ 羨ましいな
努力の才能羨ましいな
そうやって嘆いて 夜の隅
お月さんだって泣きやしない
あぁ 浮かばれないな
棄ててったもんが浮かばれないな
水でたぷたぷの僕の頭
考えることすら億劫だよ

羨ましいなんて言っちゃいけないらしい
ゴミ集積所横 ふにゃふにゃにふやけた僕がいる
70% 自己嫌悪で生きている
まるで子供みたいだ 街明かり 午前2時


くろい くろい 海の闇
目をこらすこともできないよ
昼下がり 白昼夢から醒めた
痛い 痛い もう一回
味のしないラムネを齧る
雨上がりの空は藍色だった

あぁ 妬ましいな
優しい性格妬ましいな
そうやって泣いては 夜の隅
お星様だって流れやしない
あぁ 死にぞこなった
完全に時期を逃しちまった
涙でたぷたぷ僕の心
愛することさえ億劫だよ

妬ましいなんて言っちゃいけないらしい
ゴミ集積所横 バラバラに壊れた僕がいる
70% 自己否定でできている
まるで子供みたいだ 独り ブランコの上


こんな唄なんてうたっちゃダメらしい
こんな屑には居場所が無いらしい

羨ましいなんて言っちゃいけないらしい
ゴミ集積所横 ゲラゲラ嗤われる僕がいる
70% 既に死んでしまっている
それでもまだ生きて痛いとしゃがれた声で言う

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バカモノの唄

「ど~も生きててすみません」


お久しぶりです。と、言うには微妙な感じですね。
鬱うつとしてるので、鬱な感じのものを書きました。

閲覧数:102

投稿日:2020/05/14 20:43:09

文字数:612文字

カテゴリ:歌詞

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