箱から溢れる目紛らしい言葉の列は長く
箱から溢れる白白しい嘘の出来栄え酷く
箱から溢れる痴がましい真実の意が怖く

あなたと手と手取った
「苦しまぬようできるだけ優しく絞めて」
あなたは手延び早く
「やらぬならわたしが先にしてもいいのよ」
時の刻む音が遅く低く響く
涙枯れ心を空に
「想いを消して」

流れる回想の絵は灰の雪化粧
止まらぬ痛みの渦にわたしは落ちてく
忘れたら忘れぬほど深く焼き付けて
躊躇う心に潜む狂気に任せて
滲み歪む視界からあなたが微笑む
言葉は交わせないけどそれだけでいいよ

あなたは一人俯き
過ちに気付く
誰もいない箱の中
孤独が迎える

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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投稿日:2022/11/22 18:47:21

文字数:281文字

カテゴリ:歌詞

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