アリガト

どこにも最初から　根拠なんてなくて
ただ君の笑顔を信じたいんだ
いつまでも側にいるよ
君はそう言ったケド
私は　信じていいの？
君ノコトヲ
君と過ごした日々
重ねたオモイデ
それが教えてくれた
君と出会ったコトに...

ボクがもっと　強かったなら
君のコト　守ってあげられたのに　な
古いアルバムの中で　笑う君は
もういない
キミガイナイコト　シンジタクナクテ
もうイナイ　君の面影探して
夜の街　さまよい歩いた
君が大好きだった　公園のブランコ
ソコに行ったら　君に会える気がした
根拠のナイこの　オモイ...

僕の隣に
君が居ること
それが
当たり前のコト―――
その当たり前が
かけがえがナイこと
そう気付いたトキには
君はもういなくて
もっと早く
気付いて...

ねぇ　もし　私に翼があって
君のトコロに行けたなら　
君に恋するコト　許されたのかな？
今日も　君と一緒に空　見てる。
いつもと同じ、国境越しに―――。
なにもかも違う私たち。
なのに　見える空は　同じ――
ただそれが　嬉しくて。
私の少し　にやけた顔を見て、君は「ぷぷぷっ」と笑った。
「私、そんな...

目が、覚めた。
「出来た・・・」
音声を確認した。この声はどの物体が発する音なのだろうか。
「リン、こっちにおいで」
こっち、おいで。
その意味を瞬時に変換する。「こっちにおいで」と音を発した人物の元へ歩いてゆく。
「やっと逢えた！やっと、やっと、やっと・・・！」
涙、というものを流すその人物は、ワ...

きらきら光る
夜空の星さえも
僕らを助けては
クレナカッタ――
君が道端で
見つけた「星屑」
僕は知っていた
「星屑」はただの
ガラスの破片だと
嬉しそうに...