【A】
午前七時の肌寒い風
寝ぼけた太陽が照らす影
廻る針が追いつけ追い越せ
君の足音に耳澄ませ

【B】
ああ、まだかな。

【A】
午後七時の頬伝う雨
お寝んねお月さんが顔を出す
止まる針は錆び付き死んだ
君の足音に耳澄ませて

【サビ】
来ない来ない誰も来ない
こんなに待っているのに
なぜなぜどうして
居場所を間違えたのでしょうか
来ない来ない明日も来ない
過ぎてく人の群れ辿る君の面影に
わたしまちぼうけ

【A】
午前零時は明日を連れて
お寝坊お月さんは夢の中
止まった針が動いた気がした
君の姿に目を凝らし

【B】
ああ、まだかな。

【A】
午前零時は闇の最中
恥ずかしがり屋の太陽は寝たふり
錆びた針は音もなく崩れた
君の姿に目を凝らしたけれど

【サビ】
見えない見えない何も見えない
こんなに想っているのに
きょろりきょろりさがす
時間を間違えたのでしょうか
見えない見えない昨日も見えない
途切れた人の群れ巡る君の面影を
わたしまちつづけて

【C】
信じられない信じたくない
なんにも考えたくない
風にふかれ雨にうたれ
穢れた花を咲かす

【サビ】
来ない来ない誰も来ない
こんなに待っているのに
なぜなぜどうして
居場所を間違えたのでしょうか
来ない来ない明日も来ない
過ぎてく人の群れ辿る君の面影に
わたし …

【サビ】
ないないないない愛もない
こんなに叫んでいるのに
必然突然に
運命は狂ったのでしょうか
ないないないない息もない
渇ききった涙立ち尽くすわたし
君とまちあわせ
あの日のまちあわせ