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詞/曲:石見
滴リハ薫リ交ジリ合フ
嗚呼 濁ス 憚リニ飽ク正銘
暗闇ヲ醸シ仄メクハ 擦レタ灯
名残ルハ惜敗レタ汝
穴だらけの耳に飾るのは
呵責にも似た焦燥の軌跡
また独り堕天使達の群へ 堕ちてゆく
「ツギハダァレ？」
Ah 一筋の光に縋って...

華麗に踊るマリオネット
舞台の上で ステップ ワン ツー
雇われ傀儡師は嘲笑う
みえない糸で
夢でもみながら弄ぶ
相変わらずの雨模様
身体から吹き出すなにか
悪臭薫る掃き溜めで
今日も変わらず息を吸う
生きる意味を捜して...

軽やかな足取り　鼻唄を歌う
私はひとり　帰路につく
今日はなんとも　散々な日で
世界で一番　私は不幸だった
寝坊して　テストに遅刻
財布を忘れ　昼食は抜き
バイトのレジ締め　5000円足りない
スマホを落とし　画面が割れた
なんて悪い日！　良いタイミング
そろそろかなって　思っていたの...

Sacrifice
運命の時を刻む鼓動が
射し伸べた光を嘲うかと
優麗な脆さ　境界の咎
咲き誇る闇に呑まれ　朽ちゆくよう
手ヲ率イテ
サア　誘ウハ――
響き渡る声
至福の悲傷が責め薙いで
爪先に宿す...

昨日また 帰ってきてしまったあなた
「ロボットになりたいな」
また前と同じことを繰り返す
破棄の方が安くつくから
意外でしょ ただの有機物なんだ
柔らかい肌は傷つきやすい
世界よもっとSFになれ
私だけ アナログのまま
世界よもっとSFになれ
私たち アナログのまま...

嘘つきだって 聞く耳もって
泣くのは馬鹿で おかしいなって
昨日は済んで 明日は澄んで
蛆湧く頭を掻き回す
betray betray 君の香り殺し
betray betray さぁ踊れ
betray betray 架空に響く宙
betray betray 罪深き
この席は ただ廻る 裏切りは常
さ...

S
闇の中で僕は 手探りで生きてるんだ
一人きりの隅で 君を探してる
A
毒を吐いた幻想は 持ち主（あるじ）を裏切った
現実主義の空想は 持ち主（あるじ）を捨てていった
B
終わらない悪夢(ユメ) 狂いだす歯車（ギア）
それならこの瞳（め）を 壊して
S...

ある日　君から誘いが来た
「共に楽園を作らないか」
歪ばかり集めた君の言うそれは箱庭のようだった
指の先から台詞を吐く　非現実の壁の向こうのリアル
眠る間も無く渡るバトン　創造主の言葉が歴史を奏でる
こんな鮮やかさに魅入られ　此処が生きる意味となってく
果て無い楽園の為ならば　僕は歪みを消し去るから...

A
頭が、いまにも、崩れ落ちそうになりました
言葉が、口内、溢れ落ちそうになりました
B
それでも愛そうなんて、考えました
それでも尽くそうなんて、必死でした
C
存在を、完全を、
そんな もの に 頼ることは
つまらない、愛なんて、...

【A】
何億光年の 傷痕が擬(なぞら)う
走馬灯のカルマ 狂いだした
何万回やって 気が済んじゃうような
柔な快感なら 求めてない
【B】
暗闇の閉塞感 慣れっこの孤独感で
虚しさ踏みしめた 片生いの忌諱(きい)
【C】
肩書きで並べてる...

【A】
息をした 血が流れた
律動が産声を上げた
跡は無く 前しか向けず
眠ることも まだ できない
【A】
日を浴びて 星を見上げ
世の無常さを 受け止めた
過去は消え 未来でさえ
音を立てて 崩れ落ちてく...

【A】
溜息ひとつ
怖い程の平凡な
それでいて単純な
幸福＋不幸＝ゼロの世界
先生から教わった公
ありふれた方程式
答え合わせ
丸付けも忘れずに
【B】...

【A】
ある朝がやって来て
その日から僕には
世界の全てがお見通し
君が今思ったこと
ぜひ当ててみせましょう
ほらほら地軸は僕を中心に廻り始めた
【B】
好かれたらモノにすればいいさ
嫌われたら近づかなきゃいいさ...

【A】
自分のことだけ 考えている
中心は me 自己チュー sin
あれもしたいし これじゃ足りないね
引っ張り回して 世界ごと
何だっていい 自分ルールで
味方は no 自己チュー fool
これもさせてよ なりふり構わず
ひっくり返して 世界ごと
【B】...

【A】
突如鳴り響く 着信コール
気乗りのしない お誘い
面倒だから否めば良いだけ
どうせ君だって
空白な時間の埋め合わせなんだろう
【B】
綺麗事で飾ってさ
愛がどうとか ほざくけど
もうすでに 僕の様に...

【A】
私はダレですか ここはドコですか
何をしてるんだ 聞こえていますか
ノドが渇いて 宙を仰いで
そこには何が 映り込んだ？
【S】
ブラック・アウト
黒に染まった この世界で
ブラック・アウト
叫ぶ言葉さえ見当たらない...

お眠りなさい
【A】
つまんないなぁ
理解不能な論議だらけ
机に並べられた誓約書
右向け右で ほら幸せ
【A】
続かないなぁ
三日坊主な宿題だらけ
机に並べられた消しカス...

【A】
幾つの瞬間（とき）を超え
目覚めるは欲望だけ
暗闇の世界から
光へ羽ばたき堕ちていく
【B】
我慢なんて飽きたわ
ほら、もうこんな季節
いま素直にならなくちゃ
散った後の残骸は後悔だけ...

【A】
机上論理を並べて
結局何を伝えたいの
もっと明確な前提も
どうせどうせ無いんだろ
気丈ロンリーになってさ
それでもまだ伝えたいの
納得できる推論も
どうせどうせ無いんだろ
【B】...

【A】
「あー、」
今日もテスト奮わず
結果はいつもだんまり
ほらほらペケがペケを呼ぶ
「書き換えたいな」
【B】
右だと思えば実は左で
上に従えば下に喰われる
一体全体どうしろと...

【A】
午前七時の 肌寒い風
寝ぼけた太陽が照らす影
廻る針が追いつけ追い越せ
君の足音に耳澄ませ
【B】
ああ、まだかな。
【A】
午後七時の 頬伝う雨
お寝んねお月さんが顔を出す...

A
路上をふらつく
人肌を知らない猫
孤高は虎と似て
強欲はハイエナ
B
温かいご飯もお風呂も
I don't know.
生死とは境 精神とは狭間
S...

努力して足掻いて
嫌だ嫌だと嘆いても
僕の存在は無視され続けて
いったい何度挫折しそうになったの
僕を見てくれる人はいなくて
いつでも
嗤われ者で　嫌われ者で
努力する意味なんて無いのに
本当は馬鹿らしいって
誰よりも思っているのに...

観客の拍手と共に
踊り子 ピエロは踊り出す
リズムに合わせて
くるり くるりと輪舞曲を踊る
観客はリズムを刻み
くるり くるりと時計が廻り
少しずつ 狂い出す
みんなは知らずに
舞台を見続ける
最初に狂い出すのは…...

誰が最後まで残っているのかな？
キミかな？はたまたアナタかな？
今宵のゲームが始まるよ
演者は怯え 観客は笑い
司会者は淡々と進める
テーブルにの上にはお菓子が
乗せられ
観客は盛り上がる
生き残るのは一人
司会者は微笑み...

１
【A】
閉ざされた　棺おけの中　5　6
全てが宿命（さだめ）に　成り果てたとき　8　7
支えられていた　十字架が　8　5
空に還る　永久（とわ）の星になる　6　8
【B】
変わること　恐れていた　5　6
ただひたすら　閉じ込めた　6　5
もしも叶うならと　9...

そこらで寝そべる野良猫　僕にはわかるぜ君の思考
「美味しいごはんが欲しい」んだろう？
直後に石ころに躓く　近所のおばちゃん見ないで笑わないで
授業中突然開くドア　入ってきたのはテロリスト
皆が怖がる中　僕はポケットからナイフ取り出し戦闘開始
ノートに書いた落書きは先生の見回りで消しゴムの餌食
黄昏の...

Return お願い戻ってきて
望んでないの今の自分を
謝る意味はなんなのか
褒める意味はなんなのか
どうせ上辺だけの言葉ならば
言わない方がいいんじゃない？
世の中全て建て前です
本音が言えない世界に
いつ頃からなってしまったんだろう
誰かが望んでたことなの？...

創造者の憂鬱 - Creater's melancholy -
a.
震えない電話ならいっそ　いらない捨ててしまいたい
どうせあたしになんてだれも　興味ないんでしょ？　知ってる
b.
白紙の手帳に落ちた　煙草の灰にさえ
「本当、寂しいやつだね」と　嘲笑(わら)われてる気がして
必要とされないことに　...

春の歌を忘れた銀色の世界が
鮮やかな木漏れ日で虹色に染まってく
凍えた頬にそっと触れる指先から
溢れ出す温もりに心溶かされていく
【淡く消えそうな透き通る肌に甘く爪を立て引き寄せた唇】
震えるように小さく揺れて　可憐に咲いた赤いアザレア
眩めく戸惑いに酔いしれて　花弁を染める
絶え間なく吹き荒ぶ藍色...