誰かの代わりに私は産まれた
無愛のなかで私は生まれた
小さな世界に閉じ込められて
この空間が私のすべて

無知なことなど気づかないまま
この世のすべてを知った気でいた
知らないことすら知らずに過ごした

隔離された常識と
偽られた知識を抱え
記憶さえも違えられた

こんな惨めな思いをするなら
生なんて欲しくはなかった
いくら何かで埋めようとしても
からっぽなんだ レプリカなんだ

いつも誰かに認めて欲しくて
自愛のなかで私は生きてる
存在することの意味を求めて
自分の価値を探し続けた

大事なものなど何もないから
今すぐ死んでも構わない
代わりなんていくらでもいるから

埋まらない虚空と
理解されない絶望を抱き
感情すらもねじ曲がる

こんな無様な思いをするなら
生なんて欲しくなかった
いくら何かで埋めようとしても
からっぽなんだ レプリカなんだ

助けて・・・!生きていたいの
オリジナルとは違うのだから
創られ育ったこの数年は
レプリカだって生きているのよ
代わりだなんて言わないで
せめて私に心をください

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

代替品~レプリカ~

もう二度と誰かの代わりなんて言わせない

閲覧数:144

投稿日:2009/04/25 09:55:32

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

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  • @たあ

    @たあ

    ご意見・ご感想

    コメありがとうございます。詩にこもった気持ちを感じ取ってもらえたなら幸いですwちょっと暗い感じになってしまったのでどうかな?って思ってたのですが、コメ頂けてめっちゃ嬉しいです。

    2009/04/06 19:18:15

  • warashi

    warashi

    ご意見・ご感想

    二作品を一気に読ませていただきました。
    こちらの作品にはとても強い気持ちが感じられました。
    生きるということはとても難しいです。
    確かに、誰かの代わりなんて言わせたくはありませんね。
    いろいろと考えさせられる作品でした。また新しい作品を心待ちにしています、頑張ってください!^^

    2009/04/06 03:51:34

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