椿の花が咲くでしょう
ぼくを枯らして咲くでしょう
榎の幹が笑うでしょう
ぼくを分解して笑うでしょう

いっとう濃い思い出は
身体の下に埋めました
土にまみれた指の匂いも
まとめて全て埋めました

ここに居た 誰かさん
ここに居た 何かさん
「本当に居たのかな」
ここは記憶の爆心地


楸の蕾が揺れるでしょう
ぼくを無視して揺れるでしょう
柊の葉が刺すでしょう
ぼくを厭ほど刺すでしょう

油切れの撥条錆び付くブリキのおもちゃたち
釦の目が無いクマとウサギ
輪になって朽ちて征きます

ここに居た 誰かさん
ここに居た 何かさん
「本当に居たんです」
ここは記憶の爆心地


深森の未開地も 廃墟の遊園地も
僕らの現在地も 生命の中心地も
焼き付いた影だけを残して

意味の無いモノローグ
忌みの有るアポローグ
さよなら さよなら
ここに居た 誰かさん
ここに居た 何かさん
「ねじれの位置に居はします」
ここは記憶の爆心地
ぼくの記憶の爆心地

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

さよなら記憶の爆心地

オリジナル27作目の曲の歌詞です。
残留思念というか、人や物から魂が剥がれるその瞬間に焼き付けられる記憶みたいなものが、きっとあると思って。

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投稿日:2014/01/25 11:21:32

文字数:422文字

カテゴリ:歌詞

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