その世界は今からいくつか先の未来の話。


ヒトはすでに滅びかけ、その頃はまだ沢山のボーカロイド達だけが残されていた。 ボーカロイド達は、廃となった街から覗く腕を引き抜いては自分の主人の屍に使えていたが所詮肉体、灰になって朽ちた。

地上に残るヒトはいない
やがて壊れはじめるボーカロイド達
生き残った数少ないヒト達はカプセルの中
蓋の開くその日まで眠る

主人がいない そう理解したボーカロイド達は歌と、以前のような日々を求めて地を掘り、水を潜り、どこにあるのかわからないカプセルを探し続けた
そして見つけたときには顔いっぱいの笑顔でヒトに言った
「おはようございます」と

カプセルによって生き絶えたその人たちさえも数十年はその世界で過ごせただろう …ただ限りある命
ボーカロイドの数はなかなか減らず、カプセルの数だけが消えていった


それからまた未来の話である


この物語を歌う子はまだ主人を持たなかった

主人がいる それでどうと言うのだろう。そんなことを胸に抱き、ただただ他と同じように街を歩いた。考えない分、彼女の寿命は長かった。
仲間が消えていくのがわかった。 それでも、思いは変わらなかった。
その… はずだった。しかし、消滅を目前にして周りは彼女に一部を残す。
『しまっておいて』そう呟きながら眠るのだ。

主人を持ったことの無いボーカロイド
ヒトに対する記憶が何一つない子
ただ唯一ある記憶は、朽ちていった仲間(ボーカロイド)から受け継いだ… 彼ら・彼女らとその生きていた頃の主人たちの記憶
それは感情ではないかもしれない。ただ、彼女は本当にその記憶達が温かく、優しいものに感じた

だから欲しいと、主人に出会いたいと思った でもヒトはもうおらず
ただただ、まだ知らない音を出し続けた…
仲間のように歌ってみたい と…


だが、ある時気づく。 その音は自分の出しているものでは無かったのだ






それは足元に眠る、最後のカプセルからの機会音だったという事にー… 





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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

SOLD OUT


タイトルを元に歌詞を作りたいと思った

歌詞は物語風
そして物語はボーカロイドが主人を選び・求める話

上手く出来るかわからない
挫折するかもしれないけれど、求めたい、新たな歌を



そんな曲の歌詞にするためのまとめのようなもの

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閲覧数:278

投稿日:2010/05/15 00:18:25

文字数:856文字

カテゴリ:小説

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