1A
始まりは、至って普通だ、憧れからここへ来たんだ。
僕も同じように歌を届けたかった。
だけどそんなに甘くない、いつだって現実はそう
もう…嫌だ、あぁ

考えて歌を作って、悩んで音を決めて
それでも何か足りないと感じてしまう
でも何が足りないのか僕は、まだ見つけていない
知りたいのかも分からない。

1B
心の奥で住み着いてしまった負の感情
どうする事も出来ないまま、消すことさえできないな。

1C
思い描いていた世界とは、違った。
どれだけ書いても僕の歌はまだ君に届いていなかったんだ
それならまた書き続ければいいだろう。
初めの頃はそう思っていたんだ。
思っていたんだ…

2A
言葉を選んで書いて、君に伝えようとした
だけど僕は気づけば書くことを辞めていた。
大人になってわかったんだ、一人じゃ何もできない
君にさえ、見て貰えない。

2B
心に空いた穴が未だに満たされてはいない。
代わりの物で満たしてあげても、何一つ変わりはしない。

2C
「あぁ、なんで、どうして」を繰り返し生きていた。
それでもまだ僕は歌を作りたかったんだ誰に何言われようと。
きっと僕にはそれしかできないんだ
後悔なんてしたくはないんだ。
誰だってそうか…

D
考えて歌を作って、悩んで音を決めて
言葉を選んで書いて(君に伝え続けよう)
あぁ、それだけで。いつか…

誰かの為とかもうそんなのどうでもいいや
今できる事から始めれば良いんだ。

E
思い描いていた世界とは、違った
だけど僕は僕の歌を作くり続けるんだあの頃のように
届くか僕にはまだ分からないけれど
足りない物は見つけられたよ。
すぐそばにあった。

始まりは至って普通だ、憧れからここに来たんだ
この思い忘れずに
いつか君に届く歌を作れるまで
信じて歩いてみよう、たった一度の僕の物語

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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「音楽を始めた理由」

閲覧数:571

投稿日:2021/06/12 03:50:01

文字数:771文字

カテゴリ:歌詞

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