Haec Stult Arcana Storia
(これは「愚者」の物語)
Stulty ad Quoda Sequit Lia
(愚か者の辿る先は)

彼は歩む、道なき道をただ一人

誰からも愚か者だと
笑われたのは遠い昔
決められた人生を
歩むのが馬鹿馬鹿しくて

数字を捨てた男は
あてなどなく、その道を進む
足取りに迷いはない
道が続くと信じているから

指を差され、笑われても
後ろは振り向かない
後悔する、と言われても
彼は彼の道を進むだけ

さあ、進み歩こう。一つ丘を目指して
さあ、進み歩こう。先に待つものなど知らずに
さあ、進み歩こう。穏やかな風が凪いだ
彼は歩む、道なき道をただ一人

約束された世界
彼に与えられた役は
「0:THE FOOL」
-- 彼の進む道に幸あれ


彼は誰にも縛られない
彼が決めた道を一人進むだけ
数字を巡るも巡らぬも
彼の気の向くまま

-- 自分で何かをやり遂げたい
強い思いが彼を動かす
誰かは愚かだと笑うだろう
けれど、彼は自由を選んだだけ

彼は決して愚か者ではない
彼は確かな意思を持って
その道を、この世界を
一人進むと決めたのだから

さあ、進み歩こう。一つ丘を目指して
さあ、進み歩こう。先に待つものなど知らずに
さあ、進み歩こう。穏やかな風が凪いだ
彼は歩む、道なき道をただ一人

辿り着く先は
誰も知る由はないけれど
せめて私は祈ろう
-- 彼の進む道に幸あれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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【鏡音リン・レン】「0」が至るは夢 【民族調オリジナル曲】

閲覧数:158

投稿日:2018/12/31 14:38:13

文字数:616文字

カテゴリ:歌詞

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