幸せは永遠には続かないこと、私にはちゃんとわかってた




でも、永遠に手放したくないものはできてしまった




手放したくないと思うこと




それさえも罪と唱えるのでしょうか










秘蜜~黒の誓い~ 第八話【裁きの矢に撃たれるのは…】






次の日の朝


レンはまたどこかに出かけていた

でも、私は探りをいれることはしなかった




彼は私を愛してくれている

それが確信できるだけでもう十分だった

一生彼とここにいたい

彼の腕の中にずっといたい



昨日、レンが私にくれた華の指輪

不思議なことに、この華は一日たっても萎れないのだ

もしかしたら、レンは魔法使いなのかもしれないな

私はフフッと笑った

魔法なんてないだろうに



でも…ないとも限らないかもしれない

天使はいたのだもの



レンを見てると、時々リンを思い出す

彼女は今どこにいるんだろう

突然消えた彼女

どう考えても居場所なんてわからない



まあ天使なんだから、もしかしたら神様の近くにいるのかもしれないな

だとしたら心配ない

だけど、また道に迷ったりしてないかな

本当に少しの間しかしゃべってないけど

リンはなんだか妹みたいで放っておけない

そんなかんじに見えるんだ





…今日は天気がいいなぁ…

そんなふうにぼうっと窓から外を見ていた


こんなに天気のいい日は外にでて背伸びしたいものだが

「なるべく家からでないで」

レンにそうきつく言われているのだ



でも…少しならいいよね、10分くらいなら

ずっと家にいるなんて、いくらなんでも気が滅入るわ

そう思って私はドアを開けて外にでた

いざという時のためにドアは開けて、すぐ家に入れるようにしてるし。



「ん~っ気持ちいい!」


思いきり背伸びをして深呼吸する

森の空気はとても綺麗で心地良い

小鳥の囀りも、風のささやきも心地好くて

耳触りな音は一切ない



ぼうっとしてるといつの間にか10分は過ぎていた

レンに見つかったらきっとこっ酷く怒られるわね

そう思って家に戻ろうとした



そのとき



青い髪に白い服

そして…純白の翼

を持つ男性が私の方を見ていた

ただし、憎悪に満ちた目で



「天…使?」



彼はその問いに答えず私に銃口をむけた



「な…何?貴方誰!?」



その問いにも答えず、彼はこう言い放った



「……死ね」




なんとなく悟った

この人は私を殺しに来たんだと




「―――――!!!イヤ!!レン!!」







私の意識は遠のいていった

気づけば胸は真っ赤に染まり

激痛が私に体を走る

レン…



私の意識はそこで途切れた









「うわ…うわあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」


























ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

秘蜜~黒の誓い~ 第八話【裁きの矢に撃たれるのは…】


またまたお久しぶりですこんにちは
なんだか最近課題が多いんですはい言い訳ですごめんなさい(

ミクうううううううううううう!
ごめんなさい曲に沿ったらミクが逝くのはしゃーないんですが
なんかすみませんwwwww←
しかし短いな今回←

あえてまだ終わらせませんよーwwww
多分次が最終回ですね←
読んでいただけたら幸いです(*・ω・*)

涙腺崩壊な本家様→http://www.nicovideo.jp/watch/sm10282629

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投稿日:2011/07/15 16:04:33

文字数:1,248文字

カテゴリ:小説

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