「日陰ノ花」 詞/曲:[1521]

どんなビルの隙間でも風は通り過ぎてゆく
まるで季節を動かすように吹き抜けていく風
光さえも届かずに凍えるように咲く花は
まるで誰にも見られぬようにひっそりと生を受けてるのか
何も無いようにただ生きて何も無いままでただ散っていくの?
そんなささやかな暮らしがその花にとっての幸せなのだろうか?

探しても探しても居場所など何処にも無くて
迷ってはこの街の中で孤独抱きしめて生きている
消えるように咲く花びらにも新しい命が繋がれ
風に乗ってまた新しい静かな場所に根を下ろす日を待ってる

波打ち際に残された足跡が消えるように
全てのものが消え去るならば歴史は何も残さない
この町・人・空気さえ長い歴史の足跡
たとえ誰にも見られぬ花もしっかりと今を作ってる
「ここが僕の居場所なんだ」と胸を張って言えなくていい
風に乗ってただ流されてあるべき姿を探し続ければいい

何処までも何処までも続くような道の上で
願いさえ言い出せぬままに限られた足場辿り歩く

巡る季節にも変わらない色で咲き続けてる花のように

探しても探しても居場所などどこにも無くて
迷ってはこの街の中で孤独抱きしめて生きている
消えるように咲く花びらにも新しい命が繋がれ
風に乗ってまた新しい静かな場所に根を下ろす日を待ってる

声を嗄らして探したものは何一つ見つからないけど
嗚呼 歩き続ける風に流されて 運命の場所へ

ライセンス

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初音ミク「日陰ノ花」【オリジナル曲】[1521]

歌詞

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投稿日:2020/09/13 18:43:40

文字数:614文字

カテゴリ:歌詞

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