歌いながら行こう 二人手を取り合いリズムを合わせ
歌声が通り過ぎた道は 草木の花もほころびるよ


初めて出逢うすべての季節(とき)を あなたと過ごしたくて
あなたがお出かけする時も いつも一緒についてくよ
身を切るような朝の舗道に 揃いのストラップ揺れる
迫るあの日に何が欲しいのか 軽く探りを入れてみる

翠(みどり)のテールとベージュのロングマフラー あなたに巻きつけて
足揃え歩けば二人の白い息 混じって澄んだ空気に溶ける

歌いながら行こう 二人の鼓動にステップ合わせ
ときめきで合図し合えば 最初のツバメも見つけられるよ
昨日よりも高い日差しの中 はぜる枝が空に飛ばす
雪がきらめき舞い上がれば プリズム 街に散りばめられるよ


三日がかりの本気込めたチョコを あなたに贈った日
海の彼方から吹きつけた風が 突然街を駆け抜ける
振り返るとなぜか顔紅いあなた そっと教えてくれた
新たな季節の訪れを告げる 最初の春の嵐だと

どこか浮き立つ香りの源を 早く見に行きたいと
無理言う私に少し苦笑いして あなた私を抱き上げた

歌いながら行こう この風の吹き出す場所探しに
歌声が走り抜けた道は 並木の蕾もほころびるよ
道の雪が消えて 走る二人の目の前に迫る
むせるよな甘い香りと パステルカラーの絨毯


歌いながら行こう 四季の花の中あなたと手つないで
この永久の想いを込めた 私の歌声よ天まで届け

夕映えの中重なる 二人の長い影 ずっと動かない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Voc@Road - ウタゴエ咲クミチ -

早春ソングsm2417108の歌詞です。
リリース初の春に向かうミクの心境を表現してみたものです。
14日頃に春の嵐が来るという読みと目算が外れましたが、
春一番が遅れてくれたために
季節物としては何とか題材的にタイムリーになったかと
桶作りをもっと勉強して行く所存です

閲覧数:68

投稿日:2008/02/24 02:48:40

文字数:631文字

カテゴリ:その他

オススメ作品

クリップボードにコピーしました