何を愛と呼べばいいのか分からないくせに
届かない届かない届かないって苦しいの

私の声はひどく枯れてもう、
指の形で挨拶よろしくね
どうせ仲間はずれで
かける言葉もかき消され
一人くらい影に消えたとしても分からない

絞り出す勇気カラカラでもう、
気持ちの上では笑ってるつもり
意味のない音が
ワタシの耳に深く刺さって
声に惑わされ一人泣くことも
もう無い

朝日が届かぬ場所
に戻りたいだなんて嘘
孤独の占める喉が細くなるの
こんなにも苦しいのは君だから
許されるなら傍にいさせて欲しい

私の鼓膜が小さく揺れて
届かない声で呟く「さようなら」
言葉にできれば
どれだけ楽になれるだろうか
耳塞ぐ君に言葉はあまりに無意味で

向かい合ってほしいだけ
ワタシを見て下さい
手の形込められた色匂い全てが
それでも伝えきれない思いが
私の涙に変わって落ちてゆくの


いつの日も明日もきっとね
「頑張れるから」ってさ
抱え込みすぎだよ
もう二度とこの手を放さない
窓の向こう側
「誰か、誰か、」って
幼子が呼ぶの

君の伸びた爪が瘡蓋掻いて
赤くなる
腫らした目元、涙は止まらない
あなたの言葉一つで熱くなる
胸のえぐみを救い取って欲しいの

鎖に縛られたこの心の臓に
君の代わりなんて居ないかな
好き好き好き好き好きって言葉ならべても
好き好き好き好き好きが終わらないよ

眠る私の手を握って

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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roar

roarの歌詞です

閲覧数:106

投稿日:2019/05/15 15:32:02

文字数:595文字

カテゴリ:歌詞

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