坊主の読経 木魚の音(ね)
あの子のために開かれた
あの子のためのお葬式
幾年前のことなどと
思い出すのも厭わしい

今年もこの日がやって来た
あの子が消えた今日この日

あぜ道彩る赤い色
あの子の好きな 赤い色
そっと手折って行きましょや
あの子のために行きましょや


あの子が好きな 彼ノ岸花
咲くたび「欲しい」とせがまれて
咲くたび「綺麗」と微笑んだ
そんなあの子の表情が
見るたびごとに憎憎しい

もっと生きてて欲しいなど
言うだけ無駄だと知っていた

あぜ道彩る赤い華
自分が厭う 赤い華
あの子のためにと摘んだ華
そっと墓石に供えましょ


あの子に も一度会いたいと
望む自分は愚かです
此の岸に生きる身である限り
二度とあの子にゃ会えやせぬ

赤い華を見るたびに
祈る思いは消えやせぬ
たんと口に招きいれ
今から行くよと嚥下する

あの子に会いに逝きましょか
彼ノ岸花と 逝きましょか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

彼ノ岸花

自分のイラストのイメージ文ですみません(…)
レン君にしては暗いやも。

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投稿日:2008/07/13 15:59:56

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

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