瞬く夜空を仰いでた
海は暗く 小波を立てて
幾年を超えた眼差しが
煌めく想いを照らした

足跡刻む砂に
振り返れば 不意に蘇る
子供の頃と同じ 幼い面影が並ぶ

時花火 ふたり見上げた
そばで囁く音 重ねてた
虹色の瞳に映るもの
あなたがくれた光

熱に包まれた夜気の香り
一秒さえも逃したくなくて
幾年も先の星々が
闇を鮮やかに飾りつける

鼓動を刻む胸に
綴られた 欠片の恋心
子供の頃と違う 少し大人びた夏の色

時花火 ふたり見上げた
変わらない時間もあるのだと
虹色の瞳に浮かぶのは
あなたがくれた言葉

時花火 ふたり見上げた
そばで囁く音 重ねてた
虹色の瞳に映るもの
あなたがくれた光

いつまでも ふたり見上げた
咲いた 火の花に時を想う
満点の星空を駆けるのは
あなたがくれた光
あなたのような光
輝く時をふたり――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

時花火

ボカロオリジナル楽曲「時花火」の歌詞です。
作詞:のーが(えぽかろーぐ)

閲覧数:605

投稿日:2020/08/01 15:23:08

文字数:368文字

カテゴリ:歌詞

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