冷たい雨が頬を濡らす
静寂の中に声を聴いた


君が言い残したこと
君が告げた言葉ごと


真上の空に投げて佇んでる

あれだけ近くに居る気がしてたのに
もう手が掠りもしないなんてさ


どうしてあの時アタシが居て
どうしてあなたが居たのかしら


建前だけの言葉だけが耳に触れて
するりと残らずに消え去っていく





メモリの中に残る名前
君からの電話の着歴


山のようなメールの数
まだ消せずに残ったままで

【アイタイ】と願えば会えるの?
【サミシイ】と叫べば来てくれる?


涙が枯れ果てた筈なのに
透明な粒が頬を伝う。


どうして貴方が居てアタシが存在したのだろう
どうしてアタシが存在して貴方に出会ったんだろ


糸が絡んで解けない日々がもう来なくなるなんて。
アタシは今一人夢の中。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

レイン   「曲募集中」

恋人と別れて雨を見て感じた女をイメージして考えたものです。

閲覧数:92

投稿日:2011/03/10 11:56:27

文字数:352文字

カテゴリ:歌詞

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