『迷宮的パラノイア』
BPM 155

極まった"それ"は奥深くに
(ちくりちくり)
嫌気が刺している
味気ない暮らしは軽々しく
(ふわりふわり)
誘われるまま

絶望に縋っていたって
けったいなイメージが明白
ふらふら私が右往左往
実際どうでもよくなって
人独りまた
まともじゃない状態が溢れてゆく

世界を解体
一回消したい程大嫌い
狭い心に大概でっかい劣等感
きっと愛したい
願いも曖昧
絶対期待したくない思想由来
暗い未来に弁解
「ご勘弁願いましょう！」

飽きもしない仇らが
醜態を笑っている
大層笑えてる
戴いた痛みは
相当を奪っている
迷宮的パラノイア

"それ"を以て得たものもあると
（ぽつりぽつり）
考えなきゃやってらんない
意味を断つ気配はもう後ろに
（じわりじわり）

どんなに天才だって
結局は理論いや感覚？
くらくら私は右脳？左脳？
実態が掴めなくなって
知らぬ間にまた
的を得ない妄想に砕けてゆく

ありもしない勝者が
勝敗を数えている
価値を数えている
全部そうじゃないのは
本当はわかっている
迷宮的パラノイア

飽きもしない仇らが
醜態を嗤っている
ありもしない勝者が
勝敗を数えている

世界を解体
一回消したい程大嫌い
狭い心に大概でっかい劣等感
きっと愛したい
願いも曖昧
絶対期待したくない思想由来
暗い未来に弁解
「ご勘弁願いましょう！」

ただ嗤われようとも
しつこく適当でいる
ずっと自分でいる
全部これでいいんだと
優雅に諦めてる
迷宮的パラノイア
から一生抜け出せない！