「水彩の夜(仮)」
作詞 黒須朔夜
[s]
夕焼け空の曖昧な色
移るまま切り取らないでと
眺めている君の横で
カメラを降ろし微笑んでいた
[a]
ゆらゆらと揺らぐ君は
危なげで或いは強かで
同じものを見れないことが
少し悔しかった
[b]
ただ先を歩くだけで
目の前の風景に消えそうで
怖くなって手を繋ぐ
不思議そうな瞳の銀の星
[1s]
夜天の中に混ざる藍色
走るまま筆をなぞらえて
似ているようで違う今日を
君の横で僕は知っていく
[c]
今夜は紅を溶いた闇らしい
音をたててしじまへ弧を描く
差し込む陽に暴かれぬように
君を匿った
[2s]
朝焼けはまた曖昧な色
それまでとめたく無いと言う
眺めている君の顔は
あまりに白く染まらない夢
遅い月は高く
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