流れる雲をぱくり さみしい雨が溶ける
錆びつく感情に 安堵して沈みゆく
君は海を踊り 瞳をかさね笑う
ゆらり欠ける月は 虚ろな僕のよう

小指の痛みを思い出すたび
心の棘さえ折れてしまうの
溜まった言葉の 底に触れた跡
君の手が 僕の呼吸を乱す

繋いで 解けて 繋いで 繰り返し
触れ 重ね 解く ステップ
君を掴む 僕の指先を慰めて
溢れた

繋いで 消して 繋いで 繰り返す
触れ 重ね 溶ける 心へ
僕を掴む 君は泡のなか
夢と散る


空が割れた世界で ボクの記憶も爆ぜた
零れる欠片さえ 夢路の奥に逃げる
キミは夜に潜り 現を抱え涙
ぱちり弾ける星 足りないボクのよう

深い夢に溺れる 滲む輪郭をなでたの
瞼にふれた吐息が 藍に揺れ歌う


泣いて 逃げて 揺らいで 繰り返し
繰れ 違え 届く 君の手
線を伝うボクら
朽ちてゆく境界へ

さよなら

繋いで 解けて 繋いで 繰り返し
触れ 重ね 解く ステップ
キミを掴む ボクの指先を慰めて
溢れた

繋いで 消して 繋いで 繰り返す
触れ 重ね 溶ける 心へ
ボクを掴む キミは
積もってゆく 暗い夜を閉じて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カスケード

閲覧数:267

投稿日:2021/12/25 02:08:15

文字数:496文字

カテゴリ:歌詞

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