錆びた光 窓を叩く
手招く指先は 白魚の

誰も居ない 影絵は廻る
観覧車は 軋みながら

あまねく 息継ぎ
声が聞こえる

囁き 惹かれて


夜空に 月の歯列 刻んで
冷たい傷を 滲ませる
朝は 二度と 訪れない
陽火割れた華が 傍らに咲く

僕を呼ぶ 何処からか聞こえる
繰り返し 織り成す虚
星の欠片 瞬いて
目映い 世界

"素足を晒して 歩き疲れても…

君を 追い求めて
購う 道が出来る

… …"


献奏を引き連れ
喧騒に追われて
僕は行く 宛もなく
終わりなき 果てはない
曖の国へ

錆びた光 照らされて
窓辺に一輪の華
摘み取る人影は 黒へ還る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

日向は夜の顔で咲く


壊れた太陽に導かれ放浪の旅に出る
夜の世界は終わりなく、どこまでも…帰らずの道は続く


感想を下さる方、作曲者様、絵師様を募集中です^^

閲覧数:43

投稿日:2012/03/29 08:58:45

文字数:287文字

カテゴリ:歌詞

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