一人 綴る 巡る 誓う
千年生きた木々は 僕らを何と思うのか
生きるために身を切り裂かれる
人とは違う生を

晴れれば芽を宿し
雲れば傘にもなる
雨は始まりを産み出す
誓の涙

沈む夕陽日 紅を駆けた
生前のユートピア
高らかに舞う風を吹かすは神の息吹
瞳に光を宿した先に見えるのは何か
下弦の月よ 歌よ謳え
命のレクイエム

人よ変える事が許されるのならばどうか
夢を見させて囲炉裏に満ちる命の様に
燃え尽きるは黒き魂胆のカルテット

好きになれば嫌いにもなる
気紛れな紅葉の様に
色付くは何色か …

形が変わらずに生きるため世界の陽を
語り尽くす影を祀る心の鬼のように
さざめけとどろけ熱望の果て
触らぬ太陽の朽ち果てる長月夜には

沈む夕陽日 紅を駆けた
生前のユートピア
高らかに舞う風を吹かすは神の息吹
瞳に光を宿した先に見えるのは何か
命を燃ゆる贄となりて
風を作り雨を降らせ雲を呼び寄せる者
下弦の月よ 歌よ謳え
絶望を残して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

無題(使う場合メッセに曲名と音源の提示をお願いします)

かなりゆっくりめの曲かつ鎮魂歌をイメージして書きました。
ライセンスに伴い使っていただけるとありがたいです。

閲覧数:54

投稿日:2017/11/09 19:14:33

文字数:421文字

カテゴリ:歌詞

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