口だけは達者なペダンチスト
愚痴ばっかり垂れてるパペット
不安があるならロング缶で洗い流せ

明日には忘れてるゴシップ
響きだけ覚えてるリリック
挙げ句の果ての大衆扇動劇

振り返ればいつだって厚顔無恥
高周波の耳鳴りが止まない

前倣えがぎこちなくて錆び付いた
オートマタさながらの動作は鈍く
楽園とは程遠い将来像が
今か今かと僕らを待ち構えてる

ゴチャゴチャに絡まったネオンサイン
もはや誰も見向きもしないな
点滅の末に後者を選んだんだ

誰もが陥るバッドトリップ
ジャンキーなカフェインで繋ぐ夜
前借りの気力も底が知れてる

詳細は不明 荒唐無稽な午前4時
目が冴えて止まらないスクロール

世迷言を並べてたってこの夜は
片耳だけのイヤホンじゃ抜け出せない
どんなに少なく見積もっても君だけは
この歌が聞こえているんだろ

足りないもの全部数えたら とても
この両手の指じゃ足りやしない
低い空を 切り開くように
ワンルームに投げ込んだグレネード 爆ぜて

肩身の狭いポエマーの群像劇に
全米を泣かせるスペックなどない
あの時ああしてたらもっと楽になれたのか
考えるだけ 無駄なことなのに
悪い夢なら早く覚めて こんな夜は
誰一人望んじゃいないから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ナイトオウル 歌詞

歌詞です。

閲覧数:2,126

投稿日:2020/11/28 19:47:47

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

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