傷つけた 心無い言葉で君を
本当に言いたかったことは 違うのに
そんな後悔も 降りしきる
雨に流されて 彼方に消えた
窓辺に佇み ふと思う
君は今 どうしてるだろう
あの日と同じ 空は泣いていて
いつものような笑顔は見られなかった
ごめんねと 今なら
君に 素直に言えるだろうに
あの時は何故 言えなかった
悔やんでももう 手遅れで
この手には何も残らない
突き放す 棘だらけの痛い声で
本当にそんなことしたかった 訳じゃない
言い訳めかして 流された
雫に気づかない ふりをただした
あの日がちらつく 今もまだ
君はただ 唇噛み締め
背中を向けた 顔は歪んでいて
告げられた声も雨音にかき消された
打ち付ける 痛みは
君を 傷つけたことを責める
あんな別れを したくなかった
悔やんでももう 手遅れで
想い出もただ虚しいだけ
突き刺さる 面影
君の 笑顔が心を抉る
締め付けられる 罪悪感に
砕けた心 想いさえ
跡形も無く崩れていく
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