~魔法使いの禁忌~
太古の昔、魔法使いが存在した世界に
こんな伝承があった
時を操る魔法を唱えてはならない
その魔法が解き放たれた時…
世界は破滅への道を歩むことになるだろう
それはあの憎き魔物を蘇らせてしまうのだから…
そして、魔物が長い眠りから目覚めた時
術者は魔物の贄としてその身を滅ぼすことになるだろう…
~優秀な魔法使いと禁断の魔法~
あなたは優れた魔法使いになる
ただこれだけは覚えておいて
時を操る魔法は身を滅ぼす…
ある魔法使いがいた
彼女は大魔法の研究を行っていた。
しかし、何年経っても大魔法へと至ることはなかった
そしてこの研究には自分の寿命を遥かに凌駕するほど長い年月がかかることに気づき
身の滅び(死)を恐れた
時間は流れていくものだが
これを巻き戻せば自分は
死を克服できると思い禁忌を犯した。
彼女は魔法により時間の逆行をした。
その魔法はある年が終わるとまた遡行した時間から始まるようなものだった。
彼女は永遠の命を手に入れたことを喜んだ
長い間その永遠の時を研究に費やしたが時間が立つたび彼は魔力を失っっていった。
発動した遡行魔法は止まることはなかったが
魔法を使うことができなくなった。
やがて自分が魔法使いであることを忘れ
普通に人間と変わらなくなった。
それにより時が遡行すると記憶が受け継がれなくなった。
そしてすべての記憶をなくした。(時の魔物によって記憶を消される)
(ここから歌詞の冒頭)
ある日彼女はこの世界が魔法により繰り返している世界だということを知る(真理)
ただこの時間遡行の魔法が自分の手によって発動させたものと知ることはなかった。
逆行させるために使っていた魔力は遡行だけに使われたものではなく
時の魔物の封印を解く力としても蓄積されていた。
永遠にも近い時を繰り返したため、
時の魔物の封印を解くのに十分な力が蓄えられてしまった。
魔物の封印が説かれこの世界に災厄が解き放たれる
魔物はあらゆるものを破壊し尽くした。
人々が住む街や自然、そして生き物の命も
魔物に立ち向かう勇気ある者もいたが
蓄えられた膨大な力に敵うものはいるはずもなく散っていった。
時の魔物の力は収まるどころか日に日に増大していった。
このままでは世界を滅ぼしてしまうことを悟った。
彼女は、この終末を回避するために手がかりを探した。
そして、その魔法は自分の体に残る魔力と生命力を贄としていることを知った。
この魔物を完全に亡き者にするにはある魔法を発動する必要がある。
しかしそれは自らの魂(命)を犠牲にするというもの
彼女は悩みながらもその魔法を詠唱することを決意し
己の魂を犠牲として魔物を消し去る
同時にこれまで繰り返してきた世界も消えていき
繰り返しがなかった世界へと変わる。
僕がいない新しい世界はとても美しく素敵なものなのだろう
彼女が新たな世界を見ることなく消えていった…
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