僕の頭に乗ったのは
君が片手間に作った王冠
ルーズリーフで作られた
輝くことの無い冠は
どんな言葉よりも重かったんだ
君が囃し立てるから
僕はそのまま廊下を歩いた
大きな冠はすぐ落ちる
君の心はすぐ落ちる?

舞台の上の紙様へ
僕に多くの愛をください
王様にされた僕の心を
どうか踏みにじってやってください

ロミオを演じてもう4年
ライトの中に君はいないじゃない
王様に成り上がっても
僕の服は紙のままで
どんな思いよりも空だったんだ
君は動き回るから
舞台の中には収まらないよ
紙の服はすぐに飛ぶ
僕の思いはすぐ届く?

君は客席から立ち上がり
周りを見渡し手を叩く
客は釣られて手を叩く
さあ幕を下ろす時間だ
鳴り止まない拍手と声援
僕と君のフィナーレを

舞台の上の神様へ
僕に多くの愛をありがとう
王様にした君を心から
愛する事を誓います

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

紙の王様

友人が私に冠を作ってくれたんです。
嬉しかった。
見せつけるように廊下を歩きました(笑)

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投稿日:2016/02/16 00:13:48

文字数:374文字

カテゴリ:歌詞

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