声とともに周りが真っ赤になった

物語の舞台は不思議の国
狂った王様と王女様
その二人が作った王国は
すごく真っ赤だった

二人は暴走
周りのことなんて気にしないで
真っ赤になることだけを望んでいた
一人は剣を使い 一人は銃を使い
どんどん真っ赤に染めていく

そんな国は血まみれで
人々が倒れてた
その人々の目の前に
狂った二人が血まみれに
なって笑みを見せ、突っ立っていた


物語の舞台は隣国の地
普通に暮らす村人たち
狂った二人は隣国を
真っ赤に染めようと考える

血で染めていく
人々の話を聞かないで
二人は真っ赤な場所を増やし続けた
真っ赤な剣を、真っ赤な銃を使い
どんどん真っ赤に染めていく

そんな隣国は怒り立ち
一人が立ち向かう
その人は二人に銃を向け
二人に向けて引き金を引いた



物語の舞台は真っ赤な地
怒りに狂った村人たち
そんな村人が行った行動は
二人を真っ赤にすることだった

二人は倒れ
どんどん真っ赤になっていく
真っ赤になる場所がまた増えた
恐れながら引き金をひいた銃は
そのまま地面へと落下していく

「どうか許してくれ…これもこの国のためなんだ」

物語の舞台は真っ赤な町
二人に銃を向けた村人
他の村人も寄ってきた町は
騒がしいそのものだった

二人は暴走を止め
そのまま動くことはなかった
村人が囲むその場所で
不思議なことが起こった
二人は目に涙を浮かべていた

そんな二人は涙を流しているが
二人の真っ赤な顔には
小さな笑みが浮かんでいた

「狂った僕らを止めてくれてありがとう…」

そう、言っているように言っているようだった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ミステリーストーリーブック 一つ目の物語

ミステリーストーリーブックの一つ目の物語です。

狂った王様と王女様

閲覧数:78

投稿日:2011/04/11 12:47:41

文字数:690文字

カテゴリ:歌詞

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