道端の虫けらのように
踏みにじられ 忘れられる
それでもなお
歩き続ける
腐った茨のような道

誰からも愛されなくても
誰よりも 愛してやるさ
自分だけでも
歩き続ける
あたしは所詮一匹の虫

差し伸べられた腕を払い
握りしめた拳は裂け
笑いながら
涙を流す
狂った 虫の慟哭のように

差し伸べられた腕を払い
流し果てた 涙の跡消え
叫びながら
這い進むさ
あたしの生き方は あたしが知っている



道端の虫けら達は嗤う
お前もまた 虫けらだと
知っているのさ
解っているさ
ここは結局、救いの無い道

誰からも蔑まれても
誰よりも 生きてやるさ
自分だけでも
信じ続ける
あたしはただの虫じゃ終わらない

差し伸べられた腕を払い
崩れ落ちた楼閣を捨て
狂いながらも
踊り続ける

あたしの生き方は あたしが知っている

夏を流して 秋を耕し 冬に咲いて 春に消えゆく
そんな生き方 好きでやるのさ あたしは結局ただの虫けら

差し伸べられた腕を払い
たどりついた希望をすて
果てながらも
もがき続ける
あたしの生き方は あたしが知っている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

慟哭の虫

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投稿日:2024/11/13 23:47:25

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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