夕空感傷

作詞/作曲 Yuda

疎外?悲哀?この寂寥感
商店街を歩く孤独感情
かじかんだ手を擦っても
あったまらない所が痛い痛い

心労?懸念?辞書は便利だけど
私に合うのは「どんな言葉?」
分からないけど多分今私の
言葉の色は暗い暗い

いつからこんな感じだろう
道路とにらめっこの私
すれ違ってく影笑っていた
鼻にスーッと入ってくる
この冬の匂いは
冷めきった心の色をそっと
茜色に染めた

視界が霞むこの景色は
つまり一人が怖くて逃げてる私の
不透明なからっぽの空
夜が来る前に駆け抜けて
はやく私をつくった
たくさんの目から
少しでも遠ざかりたいの
ねぇ・・・私が見てたいのはどんな空?

薄暮に見えてる一番星を
眺めていたら夕方の4時だ
気付けば表通りを抜けて
一人かくれんぼ
「いないいないばぁ」
本当に私が望んでいるのは
"身近な言葉に囲まれる事"と
いつもの帰り道に会う猫に
話しかけつつ「にゃー?」「にゃー」

路地裏の中迷い込んだ
「暗さがあなたにお似合いね」と
街灯のカラス嘲笑っていた
金木犀の香りがする
なんだか寂しいこの場所で
あの時の楽しかった過去を
思いだしてしまった

夜に近づいてゆく空の下で
会いたいと願う私の前に
薄く見える一番星
これから出てくる星達のような
寂しくならないように近くに
居てくれる人を見つけるね
ねぇ・・・やっと綺麗な景色が見えるかな?

そんな目に映るのは
失くしたいつかの影
差しのべた手をそっと
掴んでいいの??

目の前にはずっと求めた
いつかどこかの私が
笑顔で交わした
ただいまとおかえりの言葉
この嬉しい気持ち伝える為に
繋いだ手の温もりで
伝わってくれたらいいなぁ、
なんてね。


涙で滲むこの景色は
きっと私が思っていたより
ずっと綺麗な茜色の空
夜が来る前に駆け抜けて
いつも聞けずにいた
たくさんの言葉を
もっともっと聞いてたいの
ねぇ・・・?
「またね」は
もう少し後でもいいかな・・・?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夕空感傷

夕空感傷の歌詞です。必要な方はどうぞ!

閲覧数:677

投稿日:2013/03/19 02:49:40

文字数:839文字

カテゴリ:歌詞

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