妖しき館 ・・・館に住む魔物・・・

投稿日:2013/08/08 20:54:35 | 文字数:2,090文字 | 閲覧数:171 | カテゴリ:小説

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はいはいはーい!
なんかハロウィンっぽいけど違うよ!
そんでもってなんか伏線できちゃったよ!
回収できるか分からん!

・・・はいはい。ごめんなさいw
インタネ組はいじってておもしろいんだよねー(←

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TEXT
 

パソコンやスマホが普及している現代・・・。
科学的根拠のない存在は語られなくなった。
故に現代では『魔物』は存在しないものとして扱われるようになってしまった。
だがしかし、古くから生き永らえている『魔物』は確かに存在していた・・・。


そんな『魔物』たちが暮らす館を、今日はちょっとだけ覗いてみよう――――





日本列島のどこかに、古い洋館のような場所があった。
そこに『魔物』たちは住んでいるようだ。


「ちょっとー!グミさんいきなり近づかないでください!」
「ぶー、だって最近女の子見かけないんだもん・・・」
グミと呼ばれた少女は、その黄緑色の瞳を瞬かせながら隣にいる少女に近寄ったが、どうやら拒否されたようだ。
「というかアタシにキスしても力が漲るわけでもないのに・・・」
「気持ちの問題ですよーだ!」
グミは夢魔、いわゆるサキュバスとしてこの世に生を受けたようだ。
ただ・・・普通の夢魔と異なり、キスするだけでいいようだが。


「ふいーただいまー」
「お帰リリィちゃげふぅ!」
「・・・リリさん毎回グミさんへの当たりがキツイですよ・・・?」
「だって抱きつこうとしてきたから。カルも参ってたんじゃないの?」
「それはそうですけど・・・」
たった今この館に入ってきてグミを蹴飛ばした金髪で制服姿の少女はリリィというようだ。
そして敬語を使う赤髪の少女はカルというらしい・・・なぜ最初からいたのに名前分からなかったんだ?
「リリさん、今日の学校はどうでしたか!?」
「普段どおり・・・魔術を使いそうだった」
「使っちゃえばいいじゃないですかぁー!」
リリィは魔術の使い手らしい。
カルがリリィに対してさっきよりテンションが高めなところをみると、2人は古い付き合いみたいだ。
「いやいや・・・人間は魔術を信じてないんだからさ。いきなり目の前で炎が上がったら怖いジャンか」
「・・・リリさんも変わりましたねー。昔は人間大ッ嫌いだったのに・・・人間の気持ちを察するなんて」
この2人の間には大変な過去があったようだ。


「そういえばあのチビはどこ行った?」
「チビ?・・・あぁリュウトですか。まだ仕事が終わってないとかで帰ってないですよ」
リリィに『チビ』と呼ばれる少年リュウトは、どうやら座敷わらしの類のようだ。
と、ここでさっきリリィに蹴飛ばされたグミが意識をもどしたようだ。
「ぜぇー、はぁー・・・。リリィちゃん、さてお帰りのキスをs」
「絶対しない・・・女同士だろうが」
「むー」
・・・グミはもしかしたらこの中で一番のトラブルメーカーなのかもしれない。


「すんすん・・・ッハ!男の臭い!逃げるぞ!」
「おい何してるグミ」
「あ!がくぽさんだったのー?てっきり輩がきたのかと!」
一瞬女性と見間違えそうになるほど整った顔と紫の長髪を持った男性、がくぽが帰ってきたようだ。
「がくさん今日は何しに外へ?」
「バイトと鉄分サプリの補給、あとはいつもの人探しだ」
「がくぽさんはサプリに頼りすぎ!なんで血を吸わないの!それでもヴァンパイアか!」
がくぽはどうやらヴァンパイアのようだ。
その証拠に口から少し牙が生えているように見える。

「がくはグミと違って想っている人がいるんだから・・・てかグミが誰構わずなだけでしょーが」
「がくぽさん・・・まだ見つからないんですか?その『桃髪の女性』は」
「もう見つかんないですよ!300年も前に見た人なんですよね?」
館の3人娘は各々の意見をがくぽに浴びせた。
「確かにカルの意見が正しいが・・・俺は諦められないんだ・・・」
「「「女々しいっ!」」」
3人娘からの激怒の声が洋館内に響いた。


「そーいえばねー、あたしこの前250歳になったんだよー!」
唐突に話題を変えたグミ、その言葉を聞いた3人は「えっ」と驚愕の声を上げた。
「え、グミってめちゃ若いジャン・・・250って・・・カル今何歳だった?」
「アタシは400ぐらいでしたっけー?これでも結構な若造なんですけど」
「・・・グミって、何気見た目相応の年齢だったんだな」
「ちょっとちょっとー!みんな反応薄っ!そんでもってがくぽさんサラッと毒吐かないでくださいよー!」
3人の反応にグミは相当ご立腹のようだ・・・やっぱこういうとこは子供っぽいと言わざると得ないだろう。

「俺だってもう650・・・700ちょっとだもんなー。時は早く過ぎるもんだ」
「そうだなー。人間って100才生きて凄い、だもんな。ってかがくもウチよりちょっと若い・・・」
「え、リリィちゃんってそんな年いってt」
「うるさい燃やすぞ」
「ちょっと待ってその手にある紅い球はなにリリィちゃぎゃあああああああ!?」
・・・グミはリリィの炎の球により意識を失った(本日2度目)




さてさて、現代の『魔物』について少しばかり理解いただけただろうか。
数は少ないが、昔から生きている『魔物』はその息を潜め、どこかで生活をしているのだ。
いつかどこかで、君も『魔物』に出会えるかも・・・分からない。

アイコンは桃城雫さんに描いて頂きました。

Lilyさんに恋をして早5年。
いろんなところに浮気しています。

下手の横好き。
物語もイラストもカバーもトクロも嗜む程度に。

では。

twitter:lily_suu528

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