痙攣する連接文があまねく視界を
リアル白線渡り見下ろせばゼロ海抜
鏡を見ないふりして勘違い工場
あふれる情報がものさしを埋め尽くしてく

感傷の大地盆地焦げ付いて溶けそうで
蒸発した涙なんか誰の役にも立たない
押し広げた傷跡を埋められずに呻くなら
散らかした産声を暮れの空に沈めれば?

システムはオールグリーン
まぶたにはneed to win
負け続けの百戦錬磨なんだ
原形さえ忘れてしまえ

恥ずかしいままの人生だって
いとおしいママの匂い忘れて


安寧した焦燥感が荒ぶる瓦解を
ピアノ鉄線咀嚼見下したその羨望
鏡に映るふりして仲違い自乗
かさぶた包丁でものぐさに剥がし飛んでく

全勝の野望苦境夢オチで煮えそうで
勝敗はおろか受付も忘れているのに
焼けただれたケロイドを触れずに吠えるなら
拾った目玉を付け足して海に飛び込めよ

コストにはオールフリー
手のひらにmore the fooling
立て続けに紆余曲折なんだ
始まりさえ忘れてしまえ

誇らしいままの逃げ口上抱え
相応しいパパに全部任せて


記憶の上では暦の上では
ありったけの奇跡集めても
あの時の僕は消えそうにない
紙の上で滲んで汚れてく

分け隔てない解き放てない
ファスナーの隙間でもがいても
これからの僕は飛べそうにない
空の上で滲んで落ちてく

鏡がなければ歪んだ影を見ろよ
遠くまで伸びて逃げて似てるね
無表情に見えるなら思う壺
忘れた頃にこっそり笑ってるんだ


温度を失った甘さはまるでかき氷
真っ赤に残ったのはおびただしい嘘
冷え切った気持ちすりおろして溶かす
悪趣味だけどどうだい綺麗だろ?

押し潰されていく果実たちの濁り汁
中身も種もいらない組み換え遺伝子
欲しいものは手に入ったんだろう?
絞りカス発酵その先はパン種?

いみじくも感じた優越感は罪悪感
逃げ飛んだ自信過剰も今は大干ばつ
燻った焼け野原覆う蔑みの蝗害たち
画面の向こうの話だとでも思った?


システムはオールグリーン
まぶたにはneed to win
負け続けの百戦錬磨なんだ
原形さえ忘れてしまえ

恥ずかしいままの人生だって
いとおしいママの匂い忘れて

誇らしいままの逃げ口上抱え
相応しいパパに全部任せて


誰もいませんように
誰か見ませんように
募らせながらどこかで願う
恥ずかしい恥ずかしい

僕の最後のピリオドだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

単一のピリオド

閲覧数:83

投稿日:2022/11/12 21:03:50

文字数:1,000文字

カテゴリ:歌詞

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