そして今日も私は月を見ながら彼を待っていた。
今夜は満月でやけに眩しかった。
そういえば、初めて会った時も満月だったっけ。
「やぁ、お嬢さん。」
待ち望んだ彼がやってきた。
「今日も素敵な夢をみせて。」
これまでのように私は彼にお願いした。
だけど、彼は何も答えない。
いつもなら私がこういえば素敵な夢をみせてくれたのに・・・。
「お嬢さん、素敵な夢も今日で終わりさ。お代はもちろんわかってるよね。」
「え、ちょっと、何?どういうこと?」
私は彼の言った言葉がすぐには理解できなかった。
今日で終わりとか、お代とか、何の話なの?
「その瞳の奥の鮮やかな夢、全部全部もらっていこうか。」
彼は私が困惑しているのにもかかわらず、
どんどん話を進めていく。
「みじめな顔だね。でも、これが現実。君が選んだことだろう?」
満月の強い逆光のせいで彼の顔は見えなかったけど、
彼の声にはいつもの優しさなんてなく、
妖しい何かを含んでいた。
「モノクロの世界へようこそ。」
彼がそういった瞬間、私の目の前は真っ暗になった。
結局、最後まで私の思考は彼の言葉に追いつかないままだった。
これはお嬢さん、夜中眠れずにいるのかい?
それなら僕が魔法をかけてあげようか。
コメント0
関連動画0
オススメ作品
アイディア
音楽:こだしぃ
歌唱:初音ミク・鏡音リン・レン・GUMI・IA・結月ゆかり
BPM:190
初音ミク:世界はどうもこうも可笑しくて
人生とは何か 分かりたくもない
GUMI:灰になった心は 役にも立たない
―混沌と書いて、ありふれた世界?―
鏡音リン・レン:ボクら自己嫌悪で作り出した
黒...アイディア
こだしぃ
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
【ネバーランドから帰ったウェンディが気づいたこと】
恐らく私は殺される
なぜ?誰に?
それが分からない
ただあの世界(ネバーランド)から無事帰ることができた今、私が感じた「ある違和感」をここに書き記しておく
私に「もしも」のことが起こった時
この手記が誰かの目に届きますように
-----------...ネバーランドから帰ったウェンディが気づいたこと【歌詞】
じょるじん
Jutenija
作詞・作曲: DATEKEN
vocal・chorus: 鏡音リン・レン
lel twa jomenti
al fo letimu...
el tsah tjumeni
jah hun mu...
lel twa sjah lenti
al fo letico...
ol tah ...Jutenija
DATEKEN
ハローディストピア
----------------------------
BPM=200→152→200
作詞作編曲:まふまふ
----------------------------
ぱっぱらぱーで唱えましょう どんな願いも叶えましょう
よい子はきっと皆勤賞 冤罪人の解体ショー
雲外蒼天ユート...ハローディストピア
まふまふ
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想