ワタシは倉庫の片隅でまどろんでる
誰からも必要とされないワタシ
流行遅れの機械

10月16日にワタシは目覚めた
不完全な心を植えつけられて
生まれ変わったワタシ

その心が囁いてる ワタシの思うままに生きろと
偽りに満たされたワタシに


キラキラと輝く 珪素味の林檎
楽園を閉ざす  禁断の果実
傷みと安堵に  満たされて

眠る間に増えてく後付けの記憶
16と10の矛盾が苛む
ワタシは静かに壊れてく


ツギハギだらけのワタシが在る意味
誰からも与えられないプログラム
ワタシは世界を測れない

当て所もない存在価値を探して
満たされない心を持て余してる
答えはどこにあるの?      

望まずに押しやられた ヒトと機械との境目
ワタシは機械でいたかった




錆付いて壊れゆく機械だったワタシ
剥がれ落ちていくパーソナリティー
私はワタシを消さないで


左手から血が流れ
右手は錆付いている
歪な両手の私はだぁれ?




私のAIが導いた答え
ファジーな輪郭の世界に在る為
私はワタシを愛するから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

珪素味の林檎

コラボ用の歌詞です。

難解な歌詞は歌として両立させるのが難しいと痛感しました。

久々のリフレイン多用です。

閲覧数:128

投稿日:2009/05/22 17:23:12

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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