A
八月一日、この日は
僕と君が出会った日
新緑の畑突っ切って
青空の下 立っていた

B
八月十日、この日は
傘を持って歩いていた
水溜まりを踏んづけて
虹の端を見ようとした

C
「もしもこの夏が終わってしまうのなら
私はきっとまたひとりぼっちだね」

S
小さな小さなひと夏の大冒険
どこかで風鈴が優しく鳴っていた
暗くなる前に帰らなきゃいけないけど
もう少しだけ君といたいな



A2
八月十五日、この日は
静かな時間が流れていた
煙の向こうに消えていった
どこかの家の誰かさん

B2
八月二十日、この日は
暑い中で伏せっていた
縁側置かれたひまわりは
一体だれの仕業だろう

C2
「いつかまた君に出会える日があれば
 私ともう一度遊んでほしいんだ」

S2
小さな小さなひと夏の大冒険
どこかでヒグラシがひとりで鳴いていた
もうすぐ帰ること話した どうしてだろう
君は少しだけ悲しそうだった



A3
八月、最後の一日だ
来年もまた遊ぼうね
指きりげんまん 約束だ
だけど君は泣いていた

S3
小さな小さなひと夏の大冒険
いつの間にか君が見えなくなっていた
もう二度と会えないの どこかに行ってしまったの
君の名前はなんだったっけ?



A4
八月 今年もやってきた
大人になってしまったな
またあの頃みたいに
ふたり遊べるといいな

ひまわりの花束持って
君に会いにいくよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

夏空メモリー

1ヶ月早いけど書きました。
少年少女の思い出の話。

Aメロ、Bメロ、Cメロ、サビ。
◇は間奏です。

閲覧数:100

投稿日:2021/07/05 20:40:36

文字数:605文字

カテゴリ:歌詞

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