頬撫でる風 古びた自転車跨って
大きな鞄 担いで走る丘へと続く坂

キャンバス越しに眺めてた 白いワンピース
そっと加えた 雄大な海の群青色

私も描いてよと 無邪気に笑う君に
つられて笑う僕がそこにいたんだ

赤 緑 黄色 流れゆく時を留める
色とりどりの魔法が この世界を切り取って
色彩トラベラー その全てに意味を与える
利き手がひらり紡ぐのは 君と僕と 君と

寂しげな影 小さく手を振る後姿
そっと加えた 夕焼け空のオレンジ色

いつの日かまた 必ず出会えるよね 
たまらず僕はこの目を背けたんだ

白 黒 セピア色 流された時を留める
気付かないフリしていた この想いも取り込んで
中途半端なまま 描かれた君の幻
薄暗い部屋の片隅に 今も置き去りのまま 

思い出にしたくないな 今更さ
同じ場所で出会えたなら
失った物取り戻したいんじゃない
年老いた筆走らせて

たなびく髪は ひまわりの色
柔らかい頬は 暖かいピンク
捨てられなかった絵の具 今も大切に持ってんだ
君と僕とを繋ぐ最後の物語

赤 緑 黄色 流れゆく時を留める
色とりどりの魔法が この世界を切り取って
色彩トラベラー その全てに意味を与える
利き手がひらり紡ぐのは 君と僕と 君と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

色彩トラベラー

閲覧数:198

投稿日:2013/12/01 19:17:02

文字数:531文字

カテゴリ:歌詞

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