永久(とこしえ)は 伸びて候へど
煙(けぶり)の如き 妖しさよ
人の目に 映る常々も
疑い晴れやしませんね
忘らるる河の濁流へ 飲まれていきませう
徒然に あなた道連れに 引き寄せていいですか
嘶いた はるか遠くから
曼珠沙華の 掌で
白くなる 心の夕べ
肌の赤みを降りてゆく
駆け込んだ夢の最果てで 繰り返す繰り返す
徒然に あなた道連れに もう一度登りませんか
唇を 読むその前に
哮りをひとつ 受けました
この傷を 付けたその罰を
ふたりで償いませう
駆け込んだ夢の最果てで 繰り返す繰り返す
徒然に あなた道連れに もう一度登りませんか
徒然に あなた道連れに 引き寄せていいですか
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