翳る日に暑さ紛らし 降る雨に暑さ忘れる
雲の峰見上げればふと 木漏れ日を浴びていればふと
思い起こすよ 輝く君の笑う顔

一陣の風が吹き抜けてゆきました
あなたは今……?

小さく呟くこの気持ち
薫る風 思い乗せてゆけ
小さく呟く君の名を
掻き消してくれ 蝉時雨

短夜に溜め息漏らし 朝涼に転寝をする
蛍火を眺めればふと 片蔭を歩いていればふと
思い起こすよ 優しい君の言の葉を

花氷は目に涼しく良いものです
あなたは今……?

小さく呟くこの気持ち
白日傘 回して歩く
小さく呟く君の名を
邪魔をしないで 日照り雨

蝉の羽纏わぬ日はありません
あなたは今……?

膨らむ思いと裏腹に
まだ君は 現れません

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夏渡しの姫

季節外れながら夏の歌を。
ところどころにある言葉は夏の季語だったり夏を連想させる言葉だったり……云々。

蝉の羽は、薄布で織った単衣の着物のことです。
実際に蝉の羽をもぐわけじゃないですよ……。

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投稿日:2009/02/06 23:14:48

文字数:306文字

カテゴリ:歌詞

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