月明かりに照らされた
仄暗い 部屋の中
ベッドの上で膝抱え
顔を埋めた 私がいる
どうしてなのか わからない
何が引き金だったのか
どうしてなのか わからない
なんで崩れ落ちたのか
冷たく光る月明かり
指輪と 涙が 反射する
声を殺して 瞳閉じて
それでも涙が止まらない
朝焼けに照らされた
仄明るい 部屋の中
ベッドの上で寝転んで
顔を隠した 私がいる
どうしてなのか 知りたくない
何が引き金だったかを
どうしてなのか 知りたくない
なんで崩れ落ちたかを
明るく照らす朝焼けに
殺した 思いが 溢れ出す
どうしてなのか わかってた
それでも涙が止まらない
わかってた 知っていた
ただ認めたくなかっただけ
全部 私の弱さだった
明るく照らす 太陽に
照らされ 瞳を そっと開け
枯れた涙に 微笑んだ
やっと涙は止まってくれた
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