足の生えた人魚
その息の触れたもの全ては石と化す
ああ誰も解ってくれないなら
いっそ波間の泡と消えたくて

人を愛するこの世の定めは私の世界を打ち壊してく
一度目を見たその日から貴方の横顔離れずに

光届かぬ海の底から願うは砂を掴む足
思いは届き水の魔女
愛を勝ち取るため行きなさいと

私の母は一途な人
母の母もそのまた母もまた
ああそれでも人は海に溺れ
空気は人魚を殺す毒となる

足の生えた人魚
その息の触れたもの全ては石と化す
ああ誰も解ってくれないなら
いっそ波間の泡と消えたくて

愛する人の思いの先には打ち捨てられた思いがあって
彼女見るその瞳には私の恋路も映らずに

丘に上がった人魚へと伝わるは魔女の終の言葉
思いは散りて水の泡
何故なら彼と私たちとは違う

私の思いはただ一途
あの日もあの時もその次さえ
ああそれでも思いは届かずに
冷たい空私を押し殺してく

恋をした
そう母は言い
傷つき泣いて波の中
突き刺した刃その胸からは
ただ白く白く淡い淡い水の泡

私の母は人魚の末
母の母もそのまた母もまた
ああそうして人は海に溺れ
空気は人魚を殺す毒となる

足の生えた人魚
その息の触れたもの全ては石と化す
ああ誰も解ってくれないなら
いっそ波間の泡と消えたくて
足の生えた人魚
その息に触れて石となるはご自由に
ああ解らないならもういいの
一途な恋の夢を終わりにするわ

傷つくばかりももう終わり
そんなに貴方を愛してないのだから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

足の生えた人魚

不器用ですね。分かります

閲覧数:147

投稿日:2008/09/24 19:27:23

文字数:627文字

カテゴリ:歌詞

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