月が見えた夜だったね 君に初めて出逢ったのは
星に巡る願い載せ 君の涙を魔法に変えた

レンズ越しに話し掛けた 月曜、高層ビルの屋上で
風に揺れる長い髪に見蕩れて夢中でシャッターを切り続けた

こんな気持ちは生まれて初めてだったんだ
平凡な日々を20年も過ごして
歩いた軌跡は全てが出逢うためだったと
思い、空を見上げた

月が見えた夜だったね 君に初めて出逢ったのは
星に巡る願い載せ 君の涙を魔法に変えた

泣いた顔も綺麗だねと おどけて安いドラマみたいな台詞
茶化さないでと怒る顔も やっぱり綺麗だと言いかけてはやめた

明けない夜などあるはずがないけれど
こんな奇跡が終わらなきゃいいなんて
「馬鹿みたいなことを言うんじゃないわよ」って言って
震えた唇がそっと…

夜明け前の空の色は 群青よりも蒼くて苦い
君がふいに声をあげた 指の先には無数の光

月が見えた夜だったね 君に初めて出逢ったのは
星に巡る願い載せ 君の涙を魔法に変えた

もう少しだけ側にいてよ 消えかけている温もりを探す
月の影を流れる星に 君の涙を重ねた夜に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

月影流星群

閲覧数:165

投稿日:2011/12/01 00:26:47

文字数:469文字

カテゴリ:歌詞

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