君がいるだけで どこまでも飛べる
タマムシの頃も 本当は
透き通る肌で 何もかも悟る
あふれ出すままの 愛の歌
薄暗がりに 埋もれた瞳
連れ出したいと いつからだろう
今更だとか 言われることも
仕方がないと 笑ってみせる
心に生えた翅だって 臆病風に逆らって
君がいるだけで どこまでも飛べる
酒蒸しの夢も 今はただ
ふくらんだ胸で これからを騙る
醒めやらぬままの 愛の歌
雑木林に 紛れるたびに
狭まる空を 決め付けたけど
裸の君も 潜めた闇も
未来へ生かす 手引きに見えた
綻びばかり気になって
継ぎ接ぎしては擦り切れて
心の翅が果てたって それでも風に逆らって
君がいるだけで どこまでも飛べる
タマムシの頃も 本当は
透き通る肌で 何もかも悟る
あふれ出すままの 愛の歌
そんな
酒蒸しの夢も 今はただ
醒めやらぬままの 愛の歌
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