ハルコイウタ

春の風が私に告げる
この想いは淡く色づいて
静かに静かに花開く
この夜の空に

長い冬が終わりを告げる
私は漸く息をする
君の元へ迎えるように
この空に手を広げてみるの

ずっと待っていました
春が訪れるのを
君に出逢ったこの場所で
あの日からずっと一人で

春の風が私に告げる
この想いは淡く色づいて
ふわりふわり花開く
君のためにそっと

君の右手 そっと触れる
このまま時が止まれば良い
やがて春が終わりを告げて
私は消えていくのでしょう

どうか忘れないで
傍に居た私の存在(こと)を
風に吹かれ解けた声
涙が頬を伝った


春の風が私に告げる
この想いは夜に花開き
やがて儚く散り始める
この春の夜に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハルコイウタ

桜の妖精視点。
冬が終わって、桜が咲いて。
けれどもすぐに散ってしまう。
大好きな人の傍に居れない。

閲覧数:179

投稿日:2009/03/20 00:21:03

文字数:313文字

カテゴリ:歌詞

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