真っ白な壁に浮かぶ窓の外
青々と揺れる葉を羨んで
そっと目を閉じて夢を見る

できなかった体育祭
中止にしちゃったクリスマスパーティーも
全部ここでなら叶えられるから
筆をとって描くよ

無いもの願うほど虚しくなるけど
おかしいな
案外過ごしてた日々も悪くないって
そう思えるのは、誰のおかげかな

ふたりきりの教室で勉強して
君の好きなゲームをして
文化祭の出し物もすごく楽しかった
だけど今はすごく...

痛いよ、怖いよ、苦しいよ、死にたくないよ
どうして皆と同じになれないんだろう
ただ普通になりたいだけ
それだけなのに

「神様、僕が悪いことをしましたか。
教えてください。」
大好きな思い出が滲んで消えちゃう
線を描いて色を重ねても戻らない
「消さないで、お願い、これ以上奪わないで。」

無いもの願うほど悲しくなるなら
いらないよ
夏が過ぎて秋が暮れる前に
太陽が沈む前に
僕が木の葉のように散ってしまう前に
君に会いたい

君の声が聞こえる
泣いているの?
どうか泣かないで
僕も悲しくなっちゃうよ
足音が遠くなる
行かないで
あれ、おかしいな
目が開かない
口も手も言うこと聞かないや
ねえ、声を聞かせて
行かないで
僕はもう...
どうか行か...

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏夢ブラシ

「君に、会いたい。」

カゲロウプロジェクト二次創作CD「モウテントリビュート」に書き下ろし,マジカルミライ2018にて頒布したCD「1秒」の収録曲です。

閲覧数:117

投稿日:2018/09/08 10:42:51

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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