「明日」の君と「昨日」の僕
S
目覚めた時にはさ既にエンドロールで
物語は終わっていたんだ
君は立ち尽くして僕を見ていた
そこから消えていなくなった僕を
(訳:死んだ後)
1A
目覚めた朝はいつもと変わらなくて
照りつける朝を睨み返したりしてさ
静まる教室に一人 名無しの授業を受けていた
雲一つない空は僕を嘲笑っていたんだ
(訳:孤独な僕)
1B
リアリティも何も要らないよ
悲しい事もないけれど 嬉しい事もないけれど
世界にさよなら告げたいんだ
そんな馬鹿な事を夢見る十代でさ
(訳:特に悲しくもないけれどつまらないから死にたい)
1C
口を開く事もない毎日を過ごしてた
光陰矢のように過ぎ去っていく毎日で
窓の外から見る景色は君の緑をしていた
一歩踏み出した僕は逆さまに姿を変える
さいごに見た君は僕へ手を伸ばしていた
見た事もない姿をして
君への言葉 伝えられなかったな
それだけが心残りかもしれないね
(訳:一人で毎日を過ごしてた。自殺する僕、君は僕を止めようとして。君への気持ち伝えられない事が心残りだ)
2A
目覚めた夜はいつもと変わらなくて
いや少しだけ変わっていたかな
いなくなった僕はそこにいてさ 君はいつも通り笑っていた
名無しの教室は相変わらず僕一人で
(訳;死んだはずなのに何故かまたあの日を続けている)
2B
僕は知ったんだ世界の法則
取り返しのつかない事 不幸で悲しい事
世界はさよならを告げるんだ
そんな馬鹿な事を実行する世界でさ
(訳:世界を巻き込んだ大がかりな実験)
(早口)
理不尽 不条理 非合理的 荒唐無稽
そんな世界は雲一つない快晴でさ
僕だけが知った真実に誰も気付かない
カミサマ今だけ勇気をください
こんな愚かな僕を英雄にする力を
(訳:真実に立ち向かう僕)
2C
むせ返る夏日を過ごしていた
八月三十一日は君の記念日 君の誕生日
一歩ずつ上がる階段は僕の存在を証明していた
セミの声が響く夏 僕はまた姿を変える
あの日と違うのは君がそこにいない事だね
エンドロールを見よう
今度こそ 終わりにしようか
君と僕の永遠を終わりにしよう
(訳:こんな世界を終わりにしよう)
D(サビアレンジ)
広がる緑 君と僕は対照的で
寒色に包まれる世界は彩りに満ちて
「また明日ね」なんて「明日」なんてないのに
訪れる明日は「今日」なのに
ああ君はわかっていたんだね 僕の事
今だけ言っていいかな 君の事
未来へ繋がる初めての音
君の事が好きでした
E
八月三十一日 今日は君の誕生日
十二年前の君も今日の君も変わらない
十六歳の君よさようなら 君よ元気でいて
死への道を進む僕を君は追いかける
僕は死への道を歩く 君を守るために
空に近い場所から僕は一歩踏み出した
君の明日を守るため僕は此処から飛ぶよ
あの日の君と同じ君は泣いていた
F(ミクさん歌唱)
九月一日 私は八月より先に進む
あなたを八月三十一日に置き去りにして
伝えたかった言葉は伝わらなくて
二月十七日を迎えられずあなたは去って行く
私は「明日」へ あなたは「昨日」に留まるの
あなたのいない世界はただの地獄だ
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