あと何回、あと何回。私は頑張ればいいのですか?
ローリンガール
~転がる先には何がある?~
私は夢でも見てたのかな?みんなと一緒に楽しく過ごせる。みんなと一緒に笑って過ごせる。
そう思ってたのは少し違ったみたい。
なんで、なんで違ったのかな。なんで、なんで、輪に入れないのかな。なんで、なんで、そんな目で見るの。
なんで、なんで、なんで、なんで。
自問自答、そんなのしても意味がない。
ただ混乱していくだけ。ただ渦に飲まれていくだけ。
失敗、これも失敗、全部ダメだったみたい。
失敗しちゃったよ。なんでだろ。間違い探ししてみても、分かんなくて。
余計に混乱する。
わかんないよ。
「もう一回、もう一回」頑張ってみるから。頑張って考えてみるから。
「私は今日も頑張るから」
少女は言う?私は言った。
言葉に意味を作り上げて、自身の思いを言葉に乗せて、自身を強く外に出す。
言葉にすれば、できるから、頑張れるから。
でも、やっぱり辛いよ。「もういいかい」
自問自答。
「まだだめ。まだ頑張れる。失敗をなくせばきっとみんなと笑って過ごせる。輪に入れる。あと少し、頑張ろう」
孤独少女の成れの果て。誰の言葉も声も届かない。一人孤独の心。
みんなの笑い声と話し声を合わせて、聞こえる、不協和音は私の心にはひどく痛い刺となって突き刺さる。
イタイ―。
「問題ない」これくらいの痛みどうってことない。我慢できる。まだできる。
もう、どうなったっていい。思考回路が、私の中のもうひとりが言う。
風で制服のスカートが、黒い長髪の髪が揺れる。
「どうなったって、いいじゃんか」
間違って足を踏み出しそうになる、屋上。
でも、まだ、やだ―。
「もう一回、もう一回」私に勇気づけの言葉をください。
少女は言う?私は言わない。
無口に、口を閉ざして、ただ心で叫ぶ。
タスケテ―。
「もういいかい」
自問自答。
「もう少し、もう少し頑張れば何か見えてくるかもしれない、頑張ろうよ」
「もう一回、もう一回」私は今日も頑張ります。
少女は言う?私は―。
シラナイ―。
「もういいでしょ。もう無理だよ」
自問自答。
「もういいよ。よく頑張った。楽になってもいいよ。疲れたでしょ?」
息を止めるの。
風で制服のスカートが、黒い長髪の髪が揺れる。
息を止めるの。
踏み出すの。
今。
あとがき。
初めまして。勿忘草です。
今回は「wowaka(現実逃避P)」の「ローリンガール」の解釈小説を書かせていただきました。
私(主人公)は高校生くらいで所謂(いわゆる)クラスでの孤立してる感じの娘(こ)です。そんで、私はみんなと一緒に話したり笑い合ったりしたいので、努力してみんなの輪に入れるように頑張るんです。ですが、それが逆に裏目に出て、余計孤立。自問自答の末に、間違いだって起こしちゃいそうな坂道(=ここでは屋上と解釈しています)から息を止める(=間違いだって起こしちゃえそう。ここでは自殺と解釈しています)
となります。
僕自信昔私(主人公)と同じだったのでわかる気がしなくもないです。
今も昔もネガティブです。
では、ありがとうございました。
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