青い眩暈


風に神様の類いを
舞わせて遊ぼう
隠れながら

「今、何て言ったの?」

流す鮮やかな薬は
甘美な調べを奏でながら

三つ数かぞえたなら向こう側さ

壊せ
無垢なまま
衝動の坩堝を
回しながら
壊せ
受け入れずに
時が来たら叫べ
獣のように
穿て
青い眩暈を
揺蕩わせては
夜明けまで
切り裂く歌を

僕は酩酊した影で
麗しき狂気への思慕に塗れて

「何を見失ったの?」

ここは冷め切った正気だと
努々思わずに歌い出すよ

苦い味飲み込んだら向こう側へ

三つ数かぞえたなら向こう側さ

壊せ
無垢なまま
蝶の羽を毟れ
怒りながら
壊せ
身を燃やす業火
罪の境を無くせ
戻れないほど
穿て
青い眩暈を
揺蕩わせては
夜明けまで
劈く歌を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

青い眩暈

閲覧数:1,104

投稿日:2020/05/01 23:12:34

文字数:326文字

カテゴリ:歌詞

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