この街の片隅に
僕はそっと生きている
声さえかけられない
小さな花のように

表通りの誰もが
声をかけてくれる
花とは違うから

そっと勇気を出して
通りを歩いている
他の人たちに
声をかけるけれど

小さすぎる僕の声は
通りの喧騒に
かき消されて届かない

この街の片隅で
僕は誰かを待っている
声をかけられる
その時をずっと待っているから

陽の光もあたりにくい
風が吹いては
心ごと飛ばされそうになるけど
負けないで折れないで

この街の片隅に
僕はそっと生きている
声さえかけられない
小さな花のように

僕は待つ片隅で
僕は誰かを待っている
声をかけられる
その時をずっと待っているから

待っているから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

片隅の花

多くの人はみんな路地裏の小さい花のようなものです。踏まれたって折れそうになったってみんな一所懸命生きているんです。
でもきっとあなたのあなただけを大事にしてくれる…
そんな人があなたをみつけてくれるんだ…そう信じたいじゃないですか
ね?

※詩の改変だけはご勘弁を(*- -)(*_ _)ペコリ

閲覧数:113

投稿日:2008/02/17 01:11:44

文字数:307文字

カテゴリ:その他

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