痛いほどときめく 彼の眼差しは
shining 太陽ね
陽は翳りし消えてく はしゃいだ足跡
sea wind 流されて
微熱(ねつ)だけ残す 私 真夏の砂
ひとり佇み 飛沫に濡れながら
黙って ただ手を振った
サヨナラ… 「楽しかった」と彼は去った
まるで何もなかったように
サヨナラ… 微笑の裏の涙なんて
誰も気づかない 砂の溜め息
ひと夏の夢など 欲しくもないのに
my wish 巻かれてく
波間へ散った 恋は真夏の砂
かるく戯れ 無邪気に見送って
こっそり 背中を見るの
サヨナラ… そう始めから分かっていた
甘いそれは蜃気楼だと
サヨナラ… パープル色に滲む風が
心 沈ませる 砂の憂鬱
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